カンジダ膣炎 症状

かゆみとオリモノが特徴です

「かゆくて我慢できない」
「ヨーグルトみたいなオリモノがでてきた」

こんな症状があったらカンジダ膣炎かもしれません。

ここではカンジダ膣炎の症状について解説します。

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カンジダとは

カビの一種だよ

カンジダとは真菌に分類されるカビの仲間です。足の指にできる水虫なども真菌の一種です。

このカンジダという菌はどこにでもいる菌で、特に珍しいものではありません。

皮膚や口の中、腸などに常在菌として普通に存在しています。大量に増えなければ特に悪さをすることもありません。

湿った場所を好む

カンジダはカビと同様に湿ったところを好みます。

常に湿っている膣の中などでカンジダは増えやすいです。それでも、通常だとカンジダは他の菌に邪魔されて増えることができません。

しかし、何らかの要因でカンジダが膣の中で増殖するようになると、カンジダ膣炎としての症状をあらわすようになります。

性病とはいえないかもね

カンジダ膣炎は厚生労働省の性感染症に指定されています。性病として扱われています。

しかし、性行為で感染する人は全体の5%ほどで非常に少ないです。

感染の主な原因は自分の腸などにいるカンジダで、それが膣に移動して発病した人がほとんどです。

このように、自分の持っている菌で発症することが多いため、性交未経験の女性でもカンジダ膣炎になる人は珍しくありません。

カンジダの主な症状

  • 強いかゆみ
  • 白色のドロッとしたオリモノ
  • 無臭
  • セックス時の痛み
  • 外陰部の熱っぽさ、痛み、腫れ、赤くなる

※外陰部:女性器の外側、表側の部分

カンジダ膣炎の主な症状にはこのようなものがあります。

特に、かゆみ、オリモノ、無臭という3点に目立った特徴があります。

また、カンジダ膣炎では生理の前の1週間ぐらいが、症状が一番悪化する時期となります。

においについて

カンジダ膣炎では普通の場合、臭いはほとんどありません。

ただ、ごくまれに細菌性膣炎も併発した場合は臭いが発生することもあるでしょうが、細菌性膣炎を併発することはほとんどないです。

においがあるようなら、むしろ細菌性膣炎やトリコモナスを疑ったほうがいいでしょう。

かゆみ

非常に強いかゆみ

カンジダ膣炎はかゆみに特徴があります。

感染初期のかゆみは軽いもので、「少しかゆい感じがする」というくらいです。

しかし、症状が進むにつれてかゆみが強くなっていきます。

「かゆくて我慢できない」

症状が進むと激しいかゆみ、強烈なかゆみを訴える人が多いです。経験したことの無いようなかゆみとなることもあります。

ただ、カンジダ膣炎だからといっても必ずしもかゆみを伴うとは限りません。

膣の奥でカンジダが発生した場合では、かゆみを感じることは少なくなるでしょう。

逆に、外陰部や膣の入り口近くでカンジダが増えた場合はかゆみが強くなることが多いです。

オリモノ

白いドロッとしたオリモノ

カンジダの特徴の一つにオリモノの異常があります。

感染初期だと「オリモノがいつもと違う気がする」という程度で軽いものです。

しかし、時間と共に特徴的なオリモノ症状があらわれるようになります。

カンジダ膣炎のオリモノの色は濁った白色です。うすい黄色や黄緑色の場合もあります。

形状はドロッとした粘り気のある糊のようなオリモノです。塊状のこともあります。酒カス、カッテージチーズ、ヨーグルト、オカラ、粥のように表現されることが多いです。

また、症状がひどい場合には膣の中にオリモノが塊や苔状にびっしりと付着しているような人もいます。

逆に、カンジダ膣炎でもオリモノに症状が全くでない人もいます。カンジダが外陰部だけに発生した場合です。

しかし、カンジダは外陰部よりも湿っている膣の中で発生することが多く、外陰部だけに発生する人は少数です。

女性器の熱っぽさ、痛み、腫れ、赤くなる

カンジダ膣炎では外陰部や膣の入り口で炎症をおこし、腫れや痛みのような症状がでることもあります。

そして、これらの炎症の症状は性行為により悪化することもあります。かゆみのために患部をかくことでも悪化します。

熱をもった感じ

外陰部がほてるような感じになります。

軽い痛み

ヒリヒリとした痛みや刺激があり、おしっこの時に痛むこともあります。

軽い腫れ

それほど重くはないですが、女性器が少し腫れた感じになることがあります。

赤みを帯びる

外陰部が赤くなります。ひどい場合は真っ赤な炎症となることもあります。

発疹・湿疹

軽い発疹や湿疹がでることもたまにあります。小さな膿をもった発疹となることもあります。

膣炎となる他の病気

膣炎の代表的な病気

カンジダ以外にも膣炎となる病気にはいくつかあります。

細菌性膣炎 40~50%
カンジダ膣炎 20~25%
トリコモナス膣炎 15~20%

膣炎をひき起す主な病気とその割合です。

細菌性膣炎、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎の3つで膣炎の8割くらいを占めます。

このため、膣炎の場合はこの3つを最初に疑うことになります。

細菌性膣炎

  • 灰色で水っぽいオリモノ
  • 悪臭があることが多い
  • 外陰部の炎症は無い
  • 半数の人が無症状

細菌性膣炎では悪臭があることが多いです。魚の腐ったような生臭いにおいです。アミン臭といいます。

ただ、悪臭は増加した細菌の種類にもよるので、必ずしも悪臭があるわけではありません。

また、炎症をおこすことはほとんどなく、痛みやかゆみなどが出ることはあまりありません。

トリコモナス膣炎

  • オリモノの増加
  • 黄色や黄緑色の泡立ったオリモノ
  • 悪臭があることも
  • 外陰部の炎症

トリコモナス膣炎はオリモノに特徴がある病気です。

また、トリコモナス膣炎では細菌性膣炎を併発することが多いため、悪臭があることも多いです。

その他

クラミジアでは水っぽい、サラサラとした透明なオリモノが見られることがあります。

淋病ではドロッとした黄色や黄緑色の膿の混ざったオリモノが特徴です。

ただ、クラミジアや淋病への感染の場合、女性は膣炎の症状が出ない場合が大半となります。

性病検査キット

自分で検査できるよ

性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。

ただ、検査キットは誰にでもオススメできるわけではありません。そのまま病院へいったほうがいい場合もあります。

そして、検査キットにはメリットやデメリットもあります。

性病検査キットの良い点・悪い点のページでは、これらの点について解説していますので、そちらを参考にしてください。

 >> 性病検査キットの良い点・悪い点

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