カンジダ膣炎 検査・治療

薬局で買える薬もあります

カンジダ膣炎の検査と治療方法についての解説です。

 >> 検査キットの値段比較表(保存版)star


カンジダの検査

カビを調べる検査だよ

  • 膣鏡診
  • 顕微鏡検査
  • 培養検査
  • 膣内pH測定

病院で行われるカンジダ膣炎の検査にはこのようなものがあります。

膣鏡診(ちつきょうしん)では膣の中に膣鏡を入れて、膣の中のオリモノなどを確認します。

顕微鏡検査は膣内のオリモノを採取し、顕微鏡で見て確認する検査です。この顕微鏡検査自体は5~10分くらいですぐに終わります。

顕微鏡検査でカンジダを発見できなくても、カンジダ膣炎が疑われる場合はオリモノを培養して数日後に確認します。カンジダがいれば培養したものにカビが生えてくるのでわかります。

郵送の検査キットでもこの培養検査を採用しています。

また、膣内のpHを測定することもあります。カンジダの場合はpHは酸性ですが、トリコモナスや細菌性膣炎の場合は中性に近づきます。

そして、これらの検査でカンジダが発見されたても、必ず治療が必要なわけではありません。

カンジダが多い場合は治療が必要となりますが、少ない場合は特に問題は無いので症状がなければ治療の必要はありません。

治療に使われる薬

膣錠と塗り薬での治療

  • 膣洗浄
  • 膣錠
  • 塗り薬
  • 飲み薬
  • ビタミン剤など

カンジダ膣炎の治療方法にはこのようなものがあります。

普通は膣錠を主に使い、補助的に塗り薬を使います。必要なときは飲み薬などを使用することもあります。

膣洗浄

カンジダ膣炎と診断された場合、病院では膣洗浄を行い軽く消毒を行います。膣洗浄は膣内で増殖したカンジダを洗い流して、症状を鎮めるのに有効です。

自宅でも軽く流すくらいなら自分で膣を洗っても大丈夫です。

ただ、洗いすぎや石鹸の使用はよくありません。日常的に続けることも膣内の環境としてはよくないです。

逆に、治療中で膣錠を入れているときは、膣を洗うと薬の成分が流れてしまうので洗ってはだめです。

膣錠

カンジダ膣炎では膣錠を使って治すのが一般的です。

膣錠は毎日1回入れるタイプと週に1回入れるタイプがあります。毎日1回入れるタイプのほうがやや効き目がいいですが、効果にはそれほど差はありません。

毎日1回入れるタイプは6日間連続で続けます。夜寝る前に入れるのが普通です。

1週間単位の治療が基本で、治療効果が得られないようなら投薬を延長します。ほとんどの人は1~2週間の投薬でカンジダ膣炎は治療できます。

塗り薬

外陰部に症状がでている場合は塗り薬も使います。

外陰部に症状がでているときはかゆみが強くなることが多いので塗り薬が有効です。

ただ、塗り薬に含まれている成分にはコンドームを弱くする成分が入っていることがあります。

このため、塗り薬をつけたまま性行為を行うと、途中でコンドームに穴があくこともありえるので注意が必要です。

飲み薬

カンジダ膣炎の治療には飲み薬が使われることもあります。

ただ、飲み薬に含まれている成分は膣錠や塗り薬に含まれている成分と異なります。日本ではカンジダ膣炎の治療に飲み薬が使われることは少ないです。

しかし、カンジダ膣炎がなかなか治りにくい人には飲み薬を使うことがあります。

治りにくい人の場合、腸の中にいるカンジダが膣に移動して再発を繰り返すことも考えられます。そこで、腸のカンジダにも効果のある飲み薬で腸の中のカンジダを退治します。

ビタミン剤など

正式な治療方法ではないですが、カンジダにはビタミンBやビタミンCが効果があるという話もあります。いわゆる民間療法です。

また、ヤクルトに含まれているLカゼイ・シロタ株なども腸の中のカンジダには効果があるそうですよ。

確認検査

治ったかどうかの検査だよ

治療によりカンジダ膣炎の症状が治まった場合は、確認検査をするのが一般的です。

治ったかどうかを調べる検査をするわけです。検査でカンジダが症状がでないくらいまで減っていれば治療は終了となります。

ただ、この確認検査は必ずしも必要なものではないかもしれません。

カンジダは普段から膣の中にいる人も多く、常在菌ともいえるものです。

このため、症状がでているときは治療が必要ですが、症状がなければ放置しても特に問題にはならないからです。

再発した人の市販薬

カンジダは再発しやすい

カンジダ膣炎は再発しやすく、一度治っても40~45%くらいの人は再発します。

  • 膣に残っていたカンジダが再び増殖
  • 自分の腸からカンジダが移動してくる
  • 性行為により再感染

カンジダ膣炎が再発する主な原因にはこのようなものがあります。

そして、カンジダ膣炎は再発の場合に限り、薬局でも処方箋のいらない市販薬を購入することが可能です。

膣錠(再発治療薬)

膣錠の使い方はどの製品も一緒です。1日1回の膣への挿入を6日間続けます。

塗り薬(再発治療薬)

塗り薬としてクリームタイプも販売されています。使い方はどちらの製品も一緒で、1日に2~3回患部に塗り、これを6日間続けます。

これらの膣錠・塗り薬はイミダゾール系の薬で、病院で主に使われている薬と成分は同じものです。水虫の薬にも使われています。

基本的には膣錠だけでも大丈夫だと思いますが、かゆみが強い場合は塗り薬も併用するといいでしょう。

値段的には、膣錠ではどの製品も1週間分入っていて2千~3千円くらいです。クリームタイプの場合は、どちらの製品も1週間分くらいの量が入っていて1000~1300円ぐらいです。

注意しなければならないのは、再発治療薬の他に薬局で売られているデリケートゾーン用の軟膏やクリームなどです。

これらの薬がカンジダ膣炎治療薬ではないことには注意が必要です。カンジダ膣炎の患者さんが使用すると症状が悪化するものもあります。

注意事項があるよ

これらの再発治療薬は、処方箋など必要ないので買おうと思えば誰でも簡単に薬局で買えます。

ただ、法律では過去に病院でカンジダの治療を受けたことのある人しか使用が認められていませんので注意が必要です。

注意事項は、フェミニーナ膣カンジダ錠を販売している小林製薬のチェックシートがわかりやすいので参考にしてください。

>>膣カンジダ錠購入チェックシート

カンジダの自然治癒

自然治癒することも

このカンジダ膣炎は症状がある場合は普通だと治療が必要となります。

しかし、カンジダ自体は常在菌でもあり、症状の軽い場合は何もしなくても自然治癒することがあります。

ただ、必ずしも自然に治るとも限らないので、症状がでた場合は病院へいったほうがいいでしょう。

性病検査キット

自分で検査できるよ

性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。

ただ、検査キットは誰にでもオススメできるわけではありません。そのまま病院へいったほうがいい場合もあります。

そして、検査キットにはメリットやデメリットもあります。

性病検査キットの良い点・悪い点のページでは、これらの点について解説していますので、そちらを参考にしてください。

 >> 性病検査キットの良い点・悪い点

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