喉に感染する咽頭クラミジア

ほとんどが無症状

クラミジアは喉にも感染することもあります。

このページでは、のどに感染する咽頭クラミジアについて解説します。

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喉に感染する性病

のどに感染する性病があるよ

性病には、口や喉にも感染するものもあります。

  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • 性器ヘルペス
  • 尖圭コンジローマ

口や喉に感染する性病はこのようなものです。

クラミジアや淋菌は喉にも感染することが多いです。

梅毒も口や喉を入り口として感染し、その後、全身に広がっていくことがあります。

性器ヘルペスも口に感染して、水ぶくれとなることがまれにあります。しかし、性器ヘルペスが口に感染することはあまり多くはありません。

尖圭コンジローマのイボもくちびるや口の中にできることがあります。しかし、口に感染してイボができることは少ないです。

他にも赤痢アメーバは口から感染します。また、HIVやB型肝炎ウイルスは口を使った性行為で感染する可能性があります。

喉への感染経路

口を使うと感染するよ

喉にクラミジアが感染した場合、咽頭クラミジアといいます。

咽頭クラミジアにはオーラルセックス(フェラチオ、クンニリングス)、ディープキスなどの行為で喉の粘膜に感染します。

特に、フェラチオで、女性やゲイの喉に感染することが一番多いです。

クンニリングスで、男性の喉に感染する人も最近は増えています。しかし、フェラチオで感染する女性に比べると数は少ないです。

キス

ディープキスでも粘膜が接触するため、感染する可能性はあります。

軽いキスぐらいでは感染することはありませんが、舌が接触した場合には感染する可能性があります。

それでも、舌が触れたくらいでは普通は感染しないでしょう。

回し飲み

食事でクラミジアが喉に感染することはありません。

  • ジュースの回し飲み
  • 同じ鍋や皿の料理を食べる

このような行為で感染することはありません。

のどへの感染には、もっと濃厚な接触が必要です。

症状

基本的に無症状だよ

咽頭クラミジアでは症状があらわれることは少ないです。

  • のどの腫れ・違和感
  • 軽い発熱
  • 首のリンパ節が腫れる
  • 耳がつまる感じ

咽頭クラミジアではこのような症状がでることもありますが、症状は軽いことが多いです。

軽い風邪や喉の荒れなど、喉がちょっと変だなと感じるくらいです。

それでも、悪化すれば喉に膿が見えるようになることもあります。

咽頭炎・扁桃炎

このような症状は咽頭炎・扁桃炎と呼ばれるもので、いわゆる風邪です。

咽頭炎・扁桃炎は様々な細菌やウイルスが原因となりますが、クラミジアはそのような原因の一つに過ぎません。

むしろ、クラミジアが原因となることは少ないです。

普通の風邪を咽頭クラミジアと勘違いしている人も多いのでしょう。

喉から性器へ

喉から性器へ直接は感染しない

咽頭クラミジアは、喉にそのままいるだけでは自分の性器に感染することはありません。

粘膜への接触がないと、クラミジアは移動できないからです。

自分の喉のクラミジアが性器に感染するためには、性行為の相手が必要です。

感染する場合は、性行為で自分の喉から相手の性器・喉・肛門などに一旦感染し、その次に自分の性器にも感染するというルートで感染します。

このようにして、クラミジアは性行為の相手を介して、自分の喉から性器へと間接的に感染することはあります。しかし、咽頭クラミジアがひとりでに性器まで移動するということはありません。

目のクラミジア感染

クラミジアは、目の粘膜にも感染し結膜炎をおこします。

この目に入ったクラミジアが、鼻腔を通って喉に感染することもあります。

逆に、喉のクラミジアが鼻腔を通って、目に感染する可能性も考えられます。

咽頭クラミジアの検査と治療

診療科

咽頭クラミジアは、耳鼻咽喉科で検査や治療を受けることが可能です。

ただ、喉のクラミジアはあまり一般的ではないため、病院によっては対応していない可能性もあります。

もしくは、泌尿器科や産婦人科で性器のクラミジアをみてもらった時に、同時に喉の検査もお願いすることも可能です。

性病科のある病院があれば、専門なのでそちらが一番いいでしょう。

検査方法

咽頭クラミジアの検査は遺伝子検査で行われます。

喉の遺伝子検査ではSDA法という方法で行われることが多いです。性器の場合はPCR法という方法が使われることも多いですが、喉の場合は偽陽性になることが多いのでPCR法が使われることはありません。

遺伝子検査は非常に精度が高く、病原体の遺伝子が数個入っていれば検査が可能です。

遺伝子が数個というのは、他の検査方法では検出することが不可能な量です。非常に信頼性の高い検査といえます。

また、検査をうけるタイミングとしては、理論的には感染直後から検査が可能です。

ただ、喉のクラミジアが定着しない可能性もあるので、感染機会から2~3日後以降がいいでしょう。

また、遺伝子検査以外では血液検査という方法もあります。血液検査でも一応検査が可能ですが、クラミジアが体のどこに感染しているかまではわかりません。また、血液検査は精度にも問題があります。

ぬぐう方法・うがいをする方法

咽頭クラミジアを採取する方法には、ぬぐう方法とうがいをする方法があります。

ぬぐう方法では、綿棒で喉の粘膜をこすったものを検査します。

うがいをする方法では、少量の食塩水でうがいをした液体を検査します。

精度的にはそれほど違いはないですが、うがいをする方法のほうが若干精度が良いという報告があります。

また、うがいをする方法は非常に簡単なので、失敗が少ないというメリットもあります。

うがいをする方法が始まったのは最近ですが、今後はこちらの方が主流になる可能性もあります。

治療

咽頭クラミジアの治療は、性器のクラミジアと同じ薬で同時に行えます。

抗生物質は血液の中に入って全身に作用するので、喉と性器のクラミジアに同時に効きます。

ただ、喉のクラミジアには薬の効きが悪いので、性器のクラミジアが治っても喉のクラミジアが完治していないことがあります。

また、治療が終了した後では、咽頭クラミジアが完治したかを調べる確認検査が必要です。

咽頭クラミジアを放置したら?

感染源になるよ

多くの菌やウイルスは普段から人間の体に住みついています。また、土や空気、水の中など、どこにでも存在しています。

これらのウイルスや菌に人間は普段から接触しています。

病原体というものは感染した場合に、ある特定の状況におかれると病気をひきおこすために問題となります。

しかし、悪さをしない菌が感染しただけでは、普通は問題になりません。人間の周りにある菌では、そのような健康にとって何の問題も無い菌のほうがずっと多いです。病原体となる菌は少数派です。

クラミジアでは、性器や目に感染した場合は病原体として症状をあらわす事がありますが、喉や肛門では、感染しても特に症状をあらわさないことがほとんどです。

クラミジアが喉に生息するだけなら、放置しても特に問題にはなりません。喉に感染しても気付かないで普通に生活している人のほうが多いです。

しかし、この咽頭クラミジアは性器にまで感染します。咽頭クラミジアが性器への感染源となるということです。

このため、放置しても喉には特に問題のない咽頭クラミジアでも、治療は必要となります。

淋菌(のど)との違い

淋菌(のど)感染のほうが多い

クラミジアと同様に、淋菌も喉に感染します。

症状としては、クラミジア(のど)と淋病(のど)に特に違いはありません。どちらもほとんどが無症状です。

ただ、クラミジアはセックスが原因のことが多く、淋病はフェラチオが原因のことが多いという違いがあります。喉への感染に関しては、クラミジアよりも淋菌に感染する人のほうが数は多いです。

このため、喉への感染では、クラミジアよりも淋菌のほうが問題となります。

この喉の淋病については、喉にも感染する淋病のページをご覧ください。

>> 喉にも感染する淋病

性病検査キット

自分で検査できるよ

性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。

ただ、検査キットは誰にでもオススメできるわけではありません。そのまま病院へいったほうがいい場合もあります。

そして、検査キットにはメリットやデメリットもあります。

性病検査キットの良い点・悪い点のページでは、これらの点について解説していますので、そちらを参考にしてください。

 >> 性病検査キットの良い点・悪い点

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