HIV/エイズ 感染者の治療と生活

薬を飲んで普通の生活

HIVの治療方法と感染者の生活についての解説です。

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HIV/エイズの治療

早くから薬を飲むといいよ

HIV/エイズの治療薬は毎年新しいものが開発されています。

ただ、特効薬やワクチンなどは現在でも開発されていないため、完治や完全な予防は出来ません。

治療薬としては、今のところ大きく分けて5種類の抗HIV薬が存在します。HIV感染者の人はそのうち3~4種類を選んで毎日飲むことになります。

HIVの投薬は身体の免疫力が落ちてきてから始めるのですが、最新のガイドラインでは健康なうちからの投薬が推奨されています。

HIV感染者の寿命

寿命を全うすることは可能

現在ではHIV感染者でも早い時期に投薬を始めれば、寿命は健常者と変わらないくらいになると考えられています。多くの人が健常者と変わらないくらいまで免疫力が回復します。

しかし、治療が遅れると免疫力が回復しづらくなり、治療が遅れた人の場合は平均余命も短くなっています。

エイズを発症した場合は平均余命が2年くらいともいわれています。それでも、必ず死ぬというものでもありません。

むしろ、エイズを発症してからでも免疫力が回復し、治療を続ければ普通に生活できるくらいまで回復する人のほうが多いです。

ただ、治療を受けないことにより免疫力が低下している人やエイズを発症した人ではさまざまな病気になりやすく、回復が難しい病気を発症することがあります。命に関わるかどうかは発症した病気の種類次第です。エイズで発症する病気にはいろいろあります。

また、治療開始時に免疫力の低かった人の3年後の生存率は80%前後というデータもあります。

HIV感染者でも健常者と同じくらい生きることは可能ですが、そのためには早期発見が大切になってきます。

HIVの薬の欠点

薬が効かなくなるよ

HIVは非常に突然変異しやすいウイルスです。すごいスピードで進化していきます。

HIV感染者は抗HIV薬を飲むのですが、普通に飲んでいるとHIVが突然変異して薬に対して耐性を持つようになります。

薬を飲むと弱いHIVは死滅しますが、進化して耐性を持ったHIVは平気で生き残るようになるのです。

このため、HIVの薬というのはいくつかの種類を同時に飲んで、耐性を持つHIVの発生を抑えるという治療法をとっています。

ただ、この抗HIV薬は1日に1~2回飲むのですが、月に数回飲み忘れるだけでHIVが耐性を持って薬が効かなくなる場合があります。

薬が効かなくなるということは患者さんの命に関わってきます。このため、投薬治療を受けている人にとっては毎日忘れずに薬を飲むことが非常に大切になります。

薬には副作用がある

抗HIV薬には副作用がでることがあります。

  • 肝臓の異常
  • 腎臓の異常
  • 眠気・うつ・集中力低下など精神的なもの
  • 心臓・血管の異常
  • 血糖値があがる
  • 血液中のコレステロール増加
  • 骨粗しょう症
  • 発疹

このような副作用が主にあらわれます。

一昔前の抗HIV薬は副作用がもっと強かったのですが、薬が開発するにつれて副作用の少ないものが登場してきました。

現在では抗HIV薬は副作用がかなり抑えられたものが使われています。

ただ、途上国などでは副作用の少ない新しい抗HIV薬が高価なため、比較的安価だけれども副作用の強い一昔前の薬を使っていることが多いです。

治療費

薬代には補助があるよ

抗HIV薬はとても高価で1ヶ月の薬代だけで20万円ぐらいかかります。

健康保険をつかえば3割負担の人だと6万円です。

しかし、HIV感染者は障害者認定が受けられるので、数千円~2万円程度まで薬代を抑えることが可能です。この自己負担する額は感染者の所得により異なります。

HIV感染者の生活

就職と仕事・学校

HIVに感染しても、就職や仕事は普通に可能です。

HIVでも普通の病気と扱いとしては同じです。

誰かに感染していることを話す義務はありません。秘密は守られます。

性行為や運動

性行為もコンドームなどの適切な予防方法をとれば可能です。相手にうつすことなく行えます。

運動なども問題なく行えます。

妊娠と出産

妊娠や出産はわずかにリスクはありますが、HIVに感染していても可能です。

男性の感染者の場合は、精子からHIVを取り除いたものを体外受精するという方法をとることができます。

免疫力が弱い

HIV感染者は薬を飲んでいても、免疫力が低い人が多いため風邪などをひきやすいです。

また、生ものには注意が必要です。菌が増殖している場合、普通の人は大丈夫でもHIV感染者はお腹をこわすこともあります。

薬を忘れずに飲む必要がある

投薬を受けているHIV感染者の場合、薬の飲み忘れると薬が効かなくなってしまいます。

このため、毎日決まった時間に決まった量を確実に飲む必要があります。ただ、忘れずに必ずやるというのはかなり大変です。飲み忘れでHIVが薬に耐性をもってしまう人もいます。

定期健診

HIV感染者は1ヶ月~数ヶ月に1度の定期健診が必要となります。

まとめ

HIVに感染していても大きな症状が出ていない限り、普通の人と同じ生活が可能です。

ただ、薬を確実に飲む、生ものに気をつける、定期健診に行く必要があるなど生活上の制限も発生します。

性病検査キット

自分で検査できるよ

性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。

ただ、検査キットは誰にでもオススメできるわけではありません。そのまま病院へいったほうがいい場合もあります。

そして、検査キットにはメリットやデメリットもあります。

性病検査キットの良い点・悪い点のページでは、これらの点について解説していますので、そちらを参考にしてください。

 >> 性病検査キットの良い点・悪い点

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