梅毒の検査と治療

梅毒の検査は血液検査

梅毒の検査方法と治療薬についての解説です。

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顕微鏡を使った検査

一般には行われない検査だよ

梅毒の検査には顕微鏡を使った検査方法もあります。

梅毒の症状である硬性下疳や扁平コンジローマの分泌物には、梅毒の病原体である梅毒トレポネーマがたくさん含まれています。

この分泌物を顕微鏡で確認することにより梅毒の感染がわかります。

ただ、この検査は難しく、正確な検査結果を得にくいという問題点があります。

また、一般的な検査方法ではないので、普通は行われることはないでしょう。

RPR法

偽陽性の出やすい検査

梅毒の検査としてよく行われる検査方法の一つがRPR法です。

RPR法は血液検査となります。感染から2~4週間ぐらいで検査が可能です。

RPR法は血液の抗体の反応を見るのですが、偽陽性になることが多いという欠点があります。感染していないのに陽性という結果がでてしまうということです。

特に、妊婦さんや肝臓に問題のある人、HIV感染者などには偽陽性が多く発生します。

TPHA法

感染するとずっと陽性

一般的に行われている検査にTPHA法という方法もあります。

似たような名称でTPPA法という方法もありますが、TPHA法の一種でほぼ同じものです。

このTPHA法はRPR法と同じで血液検査です。感染から4~6週間で検査が可能になります。

TPHA法の長所は梅毒の抗体そのものを見るため、偽陽性が出にくいという点です。

ただ、TPHA法で調べる抗体は一生陰性化しないといわれています。

つまり、この抗体は感染した人に一生のあいだ残るため、梅毒が完治した人でも陽性となってしまいます。(RPR法で調べる抗体は数年で消えます。)

なので、過去に梅毒に感染した経験のある人・自覚のある人にはTPHA法は意味の無い検査といえます。

梅毒に一度も感染したことの無い人、もしくはTPHA法の検査を一度もうけたことの無い人はこの検査法で大丈夫です。

検査キットと病院の検査

郵送の検査キット

郵送の検査キットではTPHA法を採用しています。

このため、TPHA法の項目で説明したように、梅毒に感染したと自覚のある人には無意味な検査となります。

病院の検査

病院の場合、RPR法とTPHA法を組み合わせて使っています。病院ではこの2種類の検査方法が多いです。

しかし、梅毒の検査には他の種類のものもあるので、必要に応じて別の検査をすることもあるかもしれません。

梅毒は誤診しやすい

お医者さんでも判断に迷うよ

梅毒はさまざまな症状があらわれます。別の病気と間違えやすいです。

また、最近は梅毒に感染する人が減っているため、お医者さんでも梅毒の感染者を見たことが無い人も多くなっています。このため、更に別の病気と判断される可能性が高くなるでしょう。

不特定者との性行為が多い人で病名がはっきりしない場合、梅毒感染も疑ったほうがいいでしょう。

治療

ペニシリンが有効

梅毒の治療にはペニシリン系の治療薬が主に使われます。

梅毒のペニシリンへの耐性は確認されていないので、アレルギーが無い限りペニシリンでほとんどの人の治療が可能です。

日本では梅毒の治療にペニシリンを飲み薬として使うことが多いです。投薬の期間としては1ヶ月~3ヶ月くらいで、早期の梅毒であるほど投薬の期間は短くてすみます。

妊婦さんの治療薬

妊婦さんの場合はペニシリンのお腹の赤ちゃんへの安全性が確認されていないので、ペニシリンを使うことはありません。

安全性が確認されている別の治療薬があるのでそちらを使うことになります。

ヘルクスハイマー反応

また、梅毒の治療では、最初の薬を飲んでから24時間以内に高熱、寒気、頭痛、筋肉痛などの症状がでることが多いです。

これは、梅毒の病原体が一気に死滅したことによりおこる反応で、ヘルクスハイマー反応と呼ばれています。

性病検査キット

自分で検査できるよ

性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。

ただ、検査キットは誰にでもオススメできるわけではありません。そのまま病院へいったほうがいい場合もあります。

そして、検査キットにはメリットやデメリットもあります。

性病検査キットの良い点・悪い点のページでは、これらの点について解説していますので、そちらを参考にしてください。

 >> 性病検査キットの良い点・悪い点

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